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ビオラの寄せ植えで以外と知らない組み合わせは?|70歳老人が綴る花情報

biora001 オレンジ色系の花

はじめに

 こんにちは、エイじーです。

 この花は、近くの食料品スーパーマーケットに出かける途中で見かけたビオラの花で、1輪だけでは目立ちませんが、寄せ植えされていると大変奇麗ですし目立ちます。

 ビオラの基本情報、特徴、寄せ植えの間隔ややり方、最適な寄せ植え時期、寄せ植え場所、おすすめの寄せ植えの花などについて調べましたので紹介します。

ビオラの基本情報

写真biora001
学名Viola
スミレ科
属名スミレ属
英名 Viola
原産地ヨーロッパ
開花期9月~翌年5月
花の色





別名花壇の女王
三色菫(サンシキスミレ)
パンジー
花言葉ビオラ全体の花言葉
少女の恋
私のことを想ってください
忠実
誠実
信頼
物思い
白色のビオラの花言葉
純真
あどけない恋
律儀
慎み
赤色のビオラの花言葉
物思い
思い出
青色のビオラの花言葉
誠実な愛
純愛
黄色のビオラの花言葉
小さな幸福
慎ましい幸せ
田園の喜び
紫色のビオラの花言葉
思慮深さ
誠実
揺るがない魂
ピンク色のビオラの花言葉
私を想って
少女の恋
信頼
オレンジ色のビオラの花言葉
天真爛漫
純粋
誕生花1月6日
1月9日
1月28日
2月3日
11月11日
12月18日

ビオラの特徴、花言葉、誕生花

ビオラの特徴

 ビオラはヨーロッパに野生に自生する種から育てられ、園芸品種では秋に種をまきその年で寿命を終える1年草として扱われる小さな花付きのものをビオラと呼んでいます。

 ビオラとパンジーは兄弟関係にあり、大輪のものをパンジー、小輪のものをビオラと呼んでいますが、最近ではパンジーとの定義区分が明確でなく曖昧になってきており、一般には花径5cm以上をパンジー、4cm以下をビオラとすることが多いようです。

 ビオラは、観賞用として園芸に利用され、冬の間でも長期間咲き続けるので、冬のガーデニングにはなくてはならない花の一つとなっています。

 現在ではビオラも多くの種が作出され、観賞用に販売されており、10月頃になるとポット苗が出回るようになります。

ビオラの花言葉

 ビオラの種類も大変多く、黄色、鮮やかなオレンジ、薄い青から濃い紫、赤、白、黒等。単色の他、複色もあり、その数は数えきれないほどありますし、毎年新種のビオラが作りだされています。

 オラの全般の花言葉は「少女の恋」、「私のことを想ってください」、「忠実」、「誠実」、「信頼」、「物思い」であり、色別ごとにも花言葉がつけられております。

 白色のビオラの花言葉は、「純真」、「あどけない恋」、「律儀」、「慎み」で、子供のように不純な邪心や私欲がない意味の言葉です。

 赤色のビオラの花言葉は、「物思い」、「思い出」と人を思う情熱的な言葉となっています。

 青色のビオラの花言葉は、「誠実な愛」、「純愛」で青年の純真な愛を感じさせる言葉ですね。

 黄色のビオラの花言葉、「小さな幸福」、「慎ましい幸せ」、「田園の喜び」で、少しでも幸せになればという思いが込められた言葉でしょうか?

 紫色のビオラの花言葉は、「思慮深さ」「誠実」「揺るがない魂」で、学者タイプの方が持つイメージの言葉です。

 ピンク色のビオラの花言葉は、「私を想って」、「少女の恋」、「信頼」で、誰かに片思いをし、こちらに振り向いて欲しいという思いが感じられる言葉です。

 オレンジ色のビオラの花言葉は、「天真爛漫」、「純粋」で、子供の純真で無邪気に思うがままにふるまう姿を思い起こす言葉です。

 ビオラには、全般の花言葉も多いですし、色別に花言葉があり、花言葉が多いのも特徴です。

ビオラの誕生花

 ビオラは、1月6日、1月9日、1月28日、2月3日、11月11日、12月18日の誕生花です。これらの中で2つだけ取り上げます。

1月6日
 この日に生まれた人、出来事などは多いです。
 例えば、フランスの国民的英雄、聖女である ジャンヌ・ダルクの誕生日であり、 小寒の日でもあります。

11月11日
 この日に生まれた人、出来事などは多いです。
 例えば、タイタニックの映画で主演男優のレオナルド・ディカプリオの誕生日であり、世界平和記念日にもなっています

ビオラの最適な寄せ植え時期

 庭などへの地植えやプランター、鉢植えでも苗や種まきにより最適な時期が異なります。

 ビオラの苗を植える場合は、10月より前ですとビオラにとって気温が高すぎることもあり茎が長く伸びてしまい枯れる恐れがありますので、日当たりの良い場所に10月~11月に植え付けるのがおすすめです。

 ビオラを種でまく場合は、8月後半~9月中旬までに種をまくと、10月ごろに早ければ花が見られますが、通常のビオラの発芽の適温より高い時期にまくため、発芽するまで冷房の効いた部屋で管理したり、発芽率自体にもバラつきがあったり、病気も出やすいので管理が難しく中級者向けと言えます。

 逆に、ビオラの種まきを10月以降にすると、気温が下がりすぎて開花が遅くなり、あまりおすすめできません。

 ビオラの種まき時期は、9月中旬頃~下旬が最も最適な時期であり、一番発芽率がよく初心者にもおすすめな時期です。

ビオラの寄せ植えの間隔、やり方

 寄せ植えは、一つの所に複数の植物を植えることを言いますが、育つ環境をそろえること、すなわち育つ環境が似ている植物同士を組み合わせて植えることが重要です。

庭などの花壇などでの寄せ植え

 初心者におすすめな寄せ植え方法として、ビオラには色々な種類や色がありますので、同種の苗を使って色のグラデーションを活かすとよいでしょう。

 ビオラ以外の植物とビオラを寄せ植えする際には、似た生育環境の植物を選ぶこと、出来上がりのバランスと、生長後のバランスをイメージし、寄せ植えの用途や色のバランスを考えることが大事です。

 ビオラの苗は最初は小さくとも育つとかなり大きなボリュームの20~30cmにもなりますので、庭などの花壇では20~30cm間隔で植えるのが最適です。

玄関前に置くプランター、鉢などでの寄せ植え

 寄せ植えで丸くこんもりとした寄せ植えをする場合は、背の高くないボール状のプランターにビオラなどをふんわりと植え付けるのが良いでしょう。

 ビオラを使って横長の寄せ植えをする場合は、高低差をつけながらビオラを手前と奥に少しずつずらしてジグザグに植えると、奥行き感が出て自然に仕上がります。

 また、高さを生かした寄せ植えをする場合は、ビオラと共に垂れ下がる性質の植物や背丈のある植物も一緒に寄せ植えすると良いと思います。

 ビオラの苗は最初は小さくとも育つとかなり大きなボリュームの20~30cmにもなりますので、植え付け間隔は65cmプランターなら4株5号鉢なら1株がよいでしょう。

ビオラの寄せ植えで意外と知らない花など

 秋や冬の季節になると花も限られてきまが、育てやすくで花色や柄が豊富なビオラは人気の花の一つです。

 ビオラだけでも花色や種類も豊富ですので寄せ植えしても素敵ですが、色々な花と組み合わせるのも良いのではないでしょうか?

 ここでは、あまり知られていないの寄せ植えについて紹介したいと思います。

紫色のビオラの寄せ植え

 ビオラの中でも紫色のビオラは種類も豊富ですし、紫色との複色もあります。

 ビオラ自体の花は小さいので、他の花の引き立て役、また、グランドカバーとしてとても優れた花でもあります。

 ビオラ同士で寄せ植えするのであれば、グラデーションを生かした寄せ植えが良いでしょう。

 薄紫から濃い紫のビオラを高低差を付けて少しづつずらしてジグザクに配置し寄せ植えすると奇麗に見えます。

チューリップの球根とビオラの寄せ植え

 チューリップは、10月頃球根が売り出されますが、同時期にビオラの苗も売り出されます。

 したがって、チューリップとビオラの寄せ植えはある意味では当然考えられる寄せ植えの選択肢の1つとなります。

 しかも、チューリップは、10月に植えても翌年の2月や3月にならないと目を出し、また花を咲かすのは4月、5月頃ですので、その間何もなく寂しい状態となります。

 その点ビオラはチューリップが咲かない間も咲き続けますので、チューリップが咲く前も咲いた後も長い間楽しむことが可能です。

 チューリップが咲いた時のことをイメージして高低差を生かした寄せ植えをすることが必要です。

 例えば、ビオラが紫系の色ならチューリップはピン系とか白系を、オレンジ系のチューリップなら黄系のビオラを、黄系のチューリップなら白系のビオラをと組み合わせは色々かんがえられます。

 要は、あなたが良いと思う組み合わせの色を使えばよいと思います。
 それだけ、チューリップもビオラも色が多種類ありますので組み合わせも自由に行えるわけです。

シロタエギクとビオラの寄せ植え

 シロタエギクは、キク科セネシオ属の耐寒性のある多年草で、白い毛の生えたシルバーリーフで混植により、主役をよく引き立てる名脇役になります

 シロタエギクは、背が伸びますが、ビオラがよく咲く冬の間はそれほど高くなりません。

 気温が上がり、ビオラが衰える頃シロタエギクは草丈が高くなり始めます。

 したがって、もう一つチューリップなどの球根を入れておくと良いと思います。

 シロタエギクは名脇役で主役にはなりませんが、花苗をかえると変化のある寄せ植えを楽しむことができます。

 シロタエギクの白とビオラの紫の組み合わせなどは、とても良い色のバランスを生み出します。

 シロタエギクは多年草化するので、ビオラが終わったら抜き取って、シロタエギクも切り戻し脇芽の発芽をうながし、ペチュニアやインパチェンスなどの春の花を植えつけるといいかもしれません。

ノースポールとビオラの寄せ植え

 ノースポールは、キク科フランスギク属の半耐寒性多年草ですので、基本的にはシロタエギクと同様のビオラとの寄せ植えを行えばよいでしょう。

 寄せ植えする際の注意点は、育った後のイメージを思い描きながら苗を配置して植え込むことが大事で、育つスペースを考慮して、育ちながらそれぞれがまじりあって一体化する感じで植えると良いかもしれません。

 小さな苗から寄せ植えするとそれぞれがお互いに強調して伸びますので、自然な形で混じり合います。

 人それぞれ好みがありますので、それぞれの花がこんもりとした形で一塊づつ寄せ植えすることも間違えではありませんので、あなたが好きな形で寄せ植えを楽しんでくださいね。

ビオラ・エッグタルトの寄せ植え

 エッグタルトと聞くとお菓子(マカオ、香港、中国大陸、台湾をはじめとするアジア諸国で食べられているタルトの一種で、ペイストリー生地の器にエッグ・カスタードを載せて焼いた食品)を思いつきます。

 しかし、ここで言うエッグタルトとは、ビオラの品種の1つで、パンジーのような大きなお花が特徴で、とっても可愛らしいく存在感もある優しい色合いの中心部が黄色でまわりが白のフリル状の花弁を持つビオラです。

 したがって、ビオラ同士の寄せ植えと同様な考えて行えばよいと思います。

 ただ、エッグタルトが黄色と白の花なので、私の好みですが色の濃いビオラ、例えば紫色のビオラなどとの寄せ植えは、奇麗で見た目も素晴らしい色合いになると思います。

 エッグタルトは庭などの花壇に植える場合、畳1畳分であれば、24苗~30苗、8号くらいの鉢であれば6株をややきつめに植え、10号程度で12株植え込むと、素晴らしい仕上がりになるとのこと。

 これとマッチした形で、他のビオラも寄せ植えして見て下さい。

ビオラ・タイガーアイの寄せ植え

 タイガーアイと言うと、先に思い起こすのがひまわりの様な大輪の花がいっぱい咲かすルドベキア・ヒルタという種類の中の園芸品種のひとつを思いうかべます。

 しかし、ここでのタイガーアイはビオラの品種の一つで トラ柄のような独特なもようが特徴の黄色や赤に黒のすじが入ったひときわ目立つビオラのことを指ししています。

 したがって、ビオラ同士の寄せ植えと同様な考えて行えばよいと思います。

 ただ、私の考えではタイガーアイであるビオラは独特の色調を持っていますので、寄せ植えする際にタイガーアイを引き立たせるためには、他のビオラでしたら目立たない白や薄色系が良いのではないかと思います。

ビオラ・ラブラドリカの寄せ植え

 ラブラドリカは、スミレ科の耐寒性多年草で、パッとした華やかさはないものの、冬も常緑で深い葉色と可憐な小さな花が美しい人気品種です。

 ビオラの1品種ですので、他のビオラと寄せ植えする際には、ビオラ同士の寄せ植えと同様な考えて行えばよいと思います。

 ビオラ・ラブラドリカは、耐寒性が強いので冬でも極端に寒く無ければ野外でも冬越しできますし、また、他のビオラと違い耐暑性もあるので、夏越しも可能なタイプですので、これらの性質を踏まえて寄せ植えする際も考慮に入れる必要があると思います。

 ただ、ビオラ・ラブラドリカは紫色の小さなの花とシックなハート型の黒葉(紫葉)が特徴ですので、わき役の形で他の花の引き立て役として寄せ植えすることが奇麗に見せるコツでしょう。

おわりに

 皆さんいかがだったでしょうか?

 ビオラの特徴、育て方、花言葉、誕生花、ビオラの寄せ植えの間隔ややり方、ビオラの寄せ植えで意外と知らない花など7種類について紹介してきました。

 この記事が、少しでも皆さんのお役に立てれば大変筆者にとってもうれしい限りです。

以上です。

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